中川ケイジ BLOG

「おしゃれなふんどしSHAREFUN®(しゃれふん)」中川ケイジのブログ

【育児】ああなんでもっとやさしくしてやれなかったのだろう

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いつも通り7時前に起きて朝食の(きなこのお餅)を食べているところまでは順調だった。「さあお着替えしよう」という段階になって急に息子(2歳5ヶ月)がのけぞってイヤイヤ言い出した。いつもは少し落ち着けば大丈夫なのに今日は違った。ママがあやしている間にパパ(僕)が、お餅が少し残ったお皿を片付けたのがよくなかったみたいだ。「おもちたべる〜」が始まり「今日は保育園に行かない!」と床でバタバタとギャン泣き。

ママの出勤時間が迫っている。一緒に車に乗ってでかけよう!と促すも大泣きで「行く」と言ったり「行かない」と言ったりの往復。「ママ抱っこ〜(大泣)」が止まらない。

ここまでの癇癪(かんしゃく)は最近、減っていた。今日は金曜日。月曜日からの疲れが出ているのかもしれない。大人だって疲れるんだから当然だ。今は冷静に分析できる。けれど、リアルタイムでは自分も仕事の時間が迫っているから、そう考えてあげられる余裕は無かった・・・

ママの出勤時間のデットラインが迫り、やむを得ずママは1人で出勤した。残る息子とパパ(僕)。ギャン泣きする息子に問う「お餅食べる?保育園で先生とおしごとする?」。もちろん後者を選んで欲しい。僕にだって山ほどやるべきことはあるのだ。しかし彼が選んだのは「お餅食べる〜(大泣)」。

お餅の用意をしようとすると今度は「車乗る〜(大泣)」が始まる。お餅→車、車→お餅の無限ループ。イライライライラ。可愛い息子にイライラしてしまうその自分にイライラ・・・。その後も続く。靴を履く履かない、車に乗る乗らない、家に帰る帰らない、、、。

45分ほどああでもないこうでもないを繰り返し、彼も疲れたのか車になんとか乗せることが出来た。向かうは保育園。車内ではおむつすら変えていない2歳が泣いている。イヤイヤ大泣きしているパジャマの息子を保育園の先生に無理に引き継ぐ。終わった。

 

いや、全然終わってない。つらくて泣ける。

「靴、はかないなら捨てるよ!」と靴を放り投げてしまった。

「もう1人で家にいなさい!」と怖い顔をしてしまった。

「パパ仕事できないから明日はもう遊ばない!」と意地悪なことを言ってしまった。

ああなんでもっとやさしくしてやれなかったのだろう。

なぜもっと2歳の息子に寄り添ってやれなかったのだろう。

なぜもっと抱っこしてゆっくり話を聞いてやれなかったのだろう・・・

自分の都合しか考えていなかった自分が情けない。無事に保育園に届けた後も自己嫌悪が止まらない。イヤイヤが無くたって保育園に預ける度に胸が痛む。本当はずっと一緒にいてやった方がいいのだろうか・・・

いつも息子はお迎えにいくと、とびっきりのニコニコ笑顔で「パパぁ〜!」と大きく手を振ってくれる。その様子が目に浮かぶ。

「ふくちゃんごめんね。パパ今朝は大人げなかったね。今度からはゆっくりお話聞くからね・・・」

今日お迎えに行ったら、ギューと抱っこして、ちゃんと目を見て謝ろう。

「パパいいよ!あちたいっちょにあちょぼうね!」って言ってくれたら嬉しいな。